2023-04

用語集

SQL (Sales Qualified Lead) とは

SQL (Sales Qualified Lead) とは、販売に結び付く見込みの高いリードのことを指します。つまり、見込み客の中でも、ある程度営業にかけても成約につながる可能性が高い人物や企業を指します。
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MQL (Marketing Qualified Lead) とは

MQL (Marketing Qualified Lead) は、マーケティング分野におけるリードの分類の1つで、マーケティング活動によって集められた見込み顧客のうち、営業に引き渡すことができる見込み顧客を指します。MQLは、興味を持っていると思われる見込み顧客であり、マーケティングの施策によってエンゲージメントが高まっていることが多く、営業チームに引き渡すことで、更なるフォローアップを行うことができます。具体的には、MQLと判定するための基準として、ウェブサイト上でのアクション(ダウンロードや問い合わせなど)、メールマーケティングでの反応(開封やクリックなど)、SNSでの反応(いいねやシェアなど)などがあります。MQLは、顧客獲得のためのステップの一つであり、その後、営業チームがリードの情報を基に、商談を進めていくことになります。
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MAU (Monthly Active Users) とは

MAUとは、Monthly Active Usersの略称で、あるWebサイトやアプリなどのサービスに1か月間にアクティブに利用したユーザー数を指します。具体的には、1か月間にログインした、記事を閲覧した、あるいは購入や投稿などのアクションを行ったユーザーをカウントします。MAUは、ユーザー数を把握する上で重要な指標の一つであり、定期的に集計され、分析されることが多いです。MAUのデータを分析することで、サービスの利用状況や顧客の動向を把握し、改善の方向性を検討することができます。また、MAUの推移から市場シェアの変化を見ることができるため、競合他社との比較にも用いられます。
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LTV (Lifetime Value) とは

LTV (Lifetime Value)は、顧客生涯価値を表す指標です。顧客が企業と長期的な関係を築いた際に、どれだけの収益が得られるかを見積もることができます。顧客が一回だけ商品やサービスを購入するのではなく、長期的に利用することで生まれる収益を算出することができます。LTVは、企業が顧客を獲得する際の予算配分や、マーケティング施策の効果測定などに用いられます。LTVを高めるためには、顧客との長期的な関係を構築することが重要です。また、LTVを向上させるためには、顧客のニーズや行動パターンを把握することが必要です。LTVは、CLV(Customer Lifetime Value)とも呼ばれます。
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OKR (Objectives and Key Results) とは

OKR (Objectives and Key Results) は、目標とキーリザルトを意味するビジネス用語で、Andy Groveが提唱したものです。OKRは、目標設定において、明確で具体的な目標と、その達成のために必要なキーリザルトを設定するフレームワークです。OKRは、会社全体や各部署、個人レベルで設定され、進捗管理や成果評価に役立ちます。OKRの目標は、SMART原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)に沿って設定され、キーリザルトは、数値目標や行動目標などで具体的に示されます。
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KPI (Key Performance Indicator) とは

KPI (Key Performance Indicator) とはは、主要業績評価指標を意味し、ある目的に対する達成度合いを測定する指標のことを指します。KPIは、特定の目標を達成するための戦略の成功を測定し、企業の成長戦略に不可欠なツールの一つとされています。マーケティング分野においては、ウェブサイトへのアクセス数やセッションの時間、アクションの実行率などがKPIとして使用されることがあります。KPIは、企業の目標に合わせて設定されるため、企業ごとに異なる指標があります。また、KPIの設定にあたっては、測定可能で、明確で、具体的な指標が必要とされます。
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KGI (Key Goal Indicator) とは

KGI (Key Goal Indicator) は、重要な目標指標の1つで、ビジネスにおける成功の基準を定量化するために使用されます。KGIは、企業の中長期的なビジョンと目標を達成するための戦略的目標として設定されます。具体的な数値を設定することで、ビジネスの状況や成長の状態を可視化し、迅速な意思決定を可能にすることができます。マーケティングにおいては、KGIはビジネス目標に直接貢献する指標を示すことが多く、たとえば、顧客獲得数や収益などが含まれます。KGIは、KPI(Key Performance Indicator)と混同されることがありますが、KGIはより高次元の目標指標であり、KPIはKGIを達成するために設定される具体的な数値目標を示します。
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IMP (Impression) とは

IMP(Impression)はインターネット広告などで表示された広告が、ユーザーの画面上に表示された回数のことを指します。インターネット上で広告表示を行う際には、広告主が表示回数単位で広告費を支払うことが一般的です。1994年に投稿されたWebMonkeyというWebデザインの情報サイトで、広告表示回数を表す単語として最初に使われたとされています。現在では、インターネット広告の基本的な計測単位の一つとなっており、広告掲載効果の評価や広告の配信状況の確認に活用されています。IMPによって、広告の露出頻度を把握することができ、広告露出頻度に応じた広告費の支払い方法であるCPM(Cost Per Mille)が用いられることがあります。
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IMC (Integrated Marketing Communications) とは

IMCは、Integrated Marketing Communications(統合マーケティングコミュニケーション)の略称で、企業が製品やサービスを販売するために行うマーケティング活動を、統合的かつ一貫したアプローチで実施することを指します。IMCの概念は1980年代に提唱され、現在では多くの企業が採用しています。特に、デジタルマーケティングが発展した現代では、各種のマーケティング手法を有機的に組み合わせ、顧客とのつながりを深めるために重要な概念となっています。
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ICP (Ideal Customer Profile) とは

ICP(Ideal Customer Profile)とは、企業がターゲットとする顧客層の中で、最も魅力的な顧客のプロファイルを定義するためのフレームワークです。具体的には、ビジネスの規模、業界、地域、ニーズ、購買力、行動などの情報を基に、企業にとって最適な顧客像を明確化します。ICPの重要性は、企業がリソースを最適化し、効率的なマーケティング戦略を策定することができる点にあります。顧客層を絞り込むことで、ターゲット顧客をより深く理解し、より効果的にアプローチすることができます。また、ICPはビジネスの規模に関わらず、企業にとって重要なマーケティング戦略の一つです。SaaS企業など、ビジネスモデルによっては、ICPが極めて重要になる場合もあります。