IMP(Impression)はインターネット広告などで表示された広告が、ユーザーの画面上に表示された回数のことを指します。インターネット上で広告表示を行う際には、広告主が表示回数単位で広告費を支払うことが一般的です。
1994年に投稿されたWebMonkeyというWebデザインの情報サイトで、広告表示回数を表す単語として最初に使われたとされています。現在では、インターネット広告の基本的な計測単位の一つとなっており、広告掲載効果の評価や広告の配信状況の確認に活用されています。IMPによって、広告の露出頻度を把握することができ、広告露出頻度に応じた広告費の支払い方法であるCPM(Cost Per Mille)が用いられることがあります。
広告主にとっては、広告の露出頻度を把握することができるため、広告配信にかかるコストの削減や、広告の配信ターゲットの再検討が可能となります。一方、広告配信サイト側にとっては、IMP数に基づいて広告配信の収益を算出することができます。そのため、広告配信サイト側にとっても重要な指標となっています。
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