ROMIは、「Return on Marketing Investment」の略で、日本語では「マーケティング投資対効果」と訳されます。具体的には、マーケティング活動にかけた費用と、その活動から得られた収益との比率を表す指標です。
ROIと似た概念ですが、ROIが企業全体の投資対効果を表すのに対し、ROMIはマーケティング活動の投資対効果を表します。そのため、ROMIを計算することで、マーケティング活動が企業にどれだけの利益をもたらしたかを評価することができます。
ROMIは、顧客獲得費用(CAC)と顧客生涯価値(CLV)という重要な指標と密接に関係しています。マーケティング活動にかけた費用が高く、その結果得られる顧客の生涯価値が低い場合、ROMIは低くなります。逆に、少ない費用で高い顧客生涯価値を獲得できるマーケティング戦略を実施することで、ROMIを高めることができます。
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